要約
2025年2月14日未明、拉致被害者・有本敬子さんの父である有本明宏さんが96歳で逝去しました。神戸で鉄工所を経営していた有本明宏さんは、拉致問題に対して特筆すべき姿勢を示していました。自身の娘が拉致された被害者でありながら、「自分の娘より、中学生時代に拉致された横田めぐみさんを優先して救出すべき」と主張。これは、成人していた自身の娘と、意思に反して拉致された未成年の違いを考慮してのことでした。
有本敬子さんは大学生時代にヨーロッパで拉致され、その後両親のもとにはがきで救援を求める手紙が届きます。しかし北朝鮮は後に「ガス中毒で死亡した」と主張。墓の確認は拒否し続けています。
拉致問題の解決には、北朝鮮への経済制裁強化と、米国との連携強化が重要とされています。また、日本国内にも拉致に関与した機関があったとされ、これらの情報公開も課題となっています。被害者家族の高齢化が進む中、早期解決が望まれています。
重要ポイント
2025年2月14日未明、96歳で逝去
神戸で鉄工所を経営されていた
非常に人格者として知られ、周囲から尊敬されていた
神戸国際大学の学生時代に、ヨーロッパで拉致される
両親のもとにはがきで救援を求める手紙が届く
北朝鮮は後に「ガス中毒で死亡した」と主張するも、墓の確認は拒否
自分の娘より、他の被害者(横田めぐみさんなど)を優先して救出すべきと主張
その理由として、横田めぐみさんは中学生で完全に意思に反して拉致されたのに対し、自分の娘は成人していたという違いを挙げた
この発言は非常に崇高な精神の表れとして評価されている
北朝鮮に対する経済制裁の強化の必要性
米国(特にトランプ政権)との連携の重要性
日本政府の情報公開の不十分さ
拉致実行に関与した国内機関についての情報も明らかにすべき
被害者家族の高齢化が進む中、早期解決が望まれている
政治家や政府の取り組みが不十分との指摘
市民レベルでの支援活動の重要性
AI文字起こし
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A:昨年、百田さんも日本保守党代表として初めて出席した拉致問題国民大集会に、確か車椅子でいらっしゃっていた有本明宏さんが、96歳で14日未明に亡くなりました。有本敬子さんのご両親は恐らく私の父と同じ年齢です。敬子さんご本人は私より2歳年上ですから、まあほぼ同年代ですね。同年代のお父さんが同年代の娘さんを北朝鮮に捕られたということです。
神戸で鉄工所を経営されていた方で、長く一緒に活動してきた島田洋一議員が今朝Xに投稿していますが、本当に人のいい人だったと。
私は不思議なことに苗字が同じなのですが、有本敬子さんより2歳下で、横田めぐみさんより2つ上なんです。私の父は有本明宏さんと同年齢だと思います。多分一つ、まあ早生まれとか色々あるので、一つぐらい違うかもしれませんが、今父が生きていたら96歳です。
B:いや、それだからこそ立派な人でしたよね。例えば、自分の娘さんも拉致されたのですが、他の皆さん、例えば横田めぐみさんなどを優先すべきだとおっしゃっていました。
つまり、本当に自分の娘を「頼む、頼む」と言うのが普通なのですが、そうではなくて、もし優先的に救い出すものとしたら、横田めぐみさんとかそういう人たちだと。それは何故かというと、横田めぐみさんは全く自分の意志とは関係なく、ただ中学生の時に誘拐されて北朝鮮に連れて行かれた。一方、自分の娘は騙されたとは言え、自分の意志も多少はそこに出ているのだと。
A:多くの方は海外で拉致されていて、言葉巧みに誘い出されたということですから。
B:本当に立派な人でした。有本敬子さんのご両親、お母さんも亡くなっていますが、このお母さんも本当に健気なご発言をされていて、横田さんのご両親もそうなのですが、まさにその真面目に生きてこられた良き日本人のご家族が、最愛の娘さんを北朝鮮によって奪われたということです。これは本当に許しがたいと思います。
A:確かに有本敬子さんのお父さんお母さんの「めぐみちゃんの方が優先」という発言は本当に凄いです。そんな発言は普通できません。自分が同じ立場だったらそんなこと言えるかなと思いますよね。
今回、ずっと拉致被害者の会で20年も頑張ってこられた島田洋一先生は、トランプ陣営のスタッフとパイプがあって、前回の選挙でも、この島田先生を長年国会議員に送り込んで、恐らく次はトランプが勝つであろうと。そうすると何らかの進展があるだろうと言っていました。
B:まさに百田さんが拉致問題の集会で、いい意味で周りを選ばず、空気を読まないで、この大会すらもうガス抜きになってしまってはいけないと。大変申し訳ないけれど、被害者の人には。それから皆でもう1回この問題を想像力を働かして考えてみよう。経済制裁が大事だと言うけれど、自分の娘が北朝鮮によって暴力的に拉致され、不法に押し込められて、かの国に連れて行かれる、そういうことを自分の身に起きたことだと思って考えてみようじゃないかと。
A:それと国際連携ですよね。北朝鮮関係という意味ではやはりアメリカと、トランプ政権とタッグを組むというのは非常に大きいんです。安倍さんもそれをやって、かなり進展しましたからね。
B:進展しそうになりましたね。なかなかその成果として取り返すということができませんでしたが。
A:もうちょっとで空爆するところまで行ったんですよね。
B:そうですね。北朝鮮に対してアメリカがですね。その、お父さんお母さんの世代がこうして年を召していく中で、今家族会の代表の横田拓也さんも「親の世代が何とか生きているうちに」ということを繰り返しおっしゃっているじゃないですか。
A:だけどそれに対して、今までと違うことをやろうという動きが政治の世界に全くないことが問題なんです。だから私は、どんなに揶揄されたり、「お前ら何にもできないじゃないか」と嘲笑されたとしても、他の政治家が言わないことを私たちは言い抜くしかないと思います。
B:もし自分の子供が拉致にあったら何と言うだろうかという思いで常に言うしかないと思います。そういうことを言えば、北朝鮮に類する勢力からも攻撃は受けますよ。だけどそれは仕方ないですね。
私は無力ですが、正統な立ち上がりが1年半前からで、それ以前から、家族会が必死に頑張っておられるのを見て、応援したいという思いで毎年、わずかですがお金を寄付しています。もう5、6年続けています。
A:百田さんがその寄付をされているということは、百田さんご自身は全く公表してなくて、何年か前に西岡さんが番組に出られた時に「実は百田先生からそういう風にいただいています」ということを公表されたので、みんな知ったわけです。
でも百田さんの気持ちは分かります。当時は民間人として、政治的立場を特に持っていなかった中でできることは非常に限られていて、まあお金を寄付するということしかできなかった。皆さんの活動資金の足しにしてくださいという、そういうことですよね。
私は東京外大在学中に、この北朝鮮の拉致問題については、まだ80年代でしたから世間では北に拉致された人がいるということはあまり表立って語られることではありませんでした。ただ当時、大学生だった私は時々学内で噂を聞きました。
東京外大の学生もごく少数ですが、ヨーロッパに行って消えてしまった学生がいると。当時はソ連の工作員に連れられて行って、地政学的策略として働かされているという噂でした。これは当時の学内の噂です。
それとアジア諸国に行った学生の中で帰って来なくなった人がいて、当時もおそらく北朝鮮にいるんだろうということが噂として言われていました。そのご両親が外務省に「何とか自分の子供を探してくれないか」と言いに行ったという話もありました。
A:当時、知っている人たちは知っていたと思います。当然日本の当局は知っていたはずです。結構な情報があったと思います。横田めぐみさんの時は既に新潟県警がそれを掴んでいたようです。当時の新潟中央署の署長は元々公安畑にいた方で、北朝鮮による拉致の可能性をすぐに察知し、相当大規模な機動隊を動かしていたという話もあります。
今でも新潟県では怪しい船が見つかったりと、そういう情報は全部県警レベルで共有していたようです。そういうことも含めて警察も、過去の自分たちの組織の失態につながりかねないということで、あまり外に出さないのかもしれませんが、そろそろ公開してもいいのではないでしょうか。
B:実際、日本国内でこの拉致の実行に関わった人や機関があるわけです。北朝鮮の影響下にある人や機関があったわけです。おそらく何人かはそれに関わった人はもう亡くなっているでしょう。だけどこういう事実がありましたということは、別に実名を出さなくてもいいけれども公表すべきです。
A:有本敬子さんの話を思い出しましたが、当時のドイツ高校の件ですね。ご両親は、政府に頼んでも自民党に頼んでもどうしても拉致問題が解決しないので、当時北朝鮮とパイプがあったと言われた社会党のドイツ高校に頼るしかないと思って、直接会いに行ったんです。
その後、有本敬子さんから危機を訴える手紙(はがき)が日本に届きました。これは奇跡的なことです。両親のもとに届いた手紙を証拠として見せたのですが、その後、小泉首相の時代になって北朝鮮は「ガス中毒で死亡した」と主張しました。しかも、その死亡したとされる日付が、ご両親がドイツ高校に証拠を見せた直後だったんです。
B:生きているでしょう。めぐみさんと有本敬子さんは生きていると思います。北朝鮮にとって、生きているからこそそういう変な説明をするんです。生きていて出せないんですよね。
A:非常に向こうにとって利用価値のある人たちだったわけでしょう。
B:それもですし、出されたら色々な情報を知っているだけに困ることがある。だからこそ中枢に近いところに置かれているわけですよね。外に出されたら困ることを知っているということだと思います。
この問題は話せば話すほど許せないことだらけです。それはもちろん北朝鮮に対して許せない気持ちと、これまでこんな状況に置いてしまった日本政府、それからこの問題を闇に葬ろうとした政治家たちに対して怒りしかありません。
A:百田さんの個人番組に西岡さんを呼んだことについて言えば、今までも百田さんは西岡さんを番組に呼んでいます。ここは今YouTubeですが、YouTubeでは言えないことが多すぎるんです。この北朝鮮拉致問題を語る上でも色んな闇があって、それを語るにYouTubeは必ずしも相応しいプラットフォームとは限らないから、ニコ生で呼んでいるんです。
ニコ生の百田さんの番組は10年続いているもので、そこで特にYouTubeで聞きづらいゲストの方にじっくり聞くというのは、従来からやっている百田さんの活動の一つなんです。何がいけないんでしょうか。
B:まあ今は有本明宏さんが亡くなってしまったということについて、心からご冥福をお祈り申し上げて、そして日本国民の一人として本当に申し訳ないと申し上げたいと思います。
A:本当に結局、政治の無力というのは我々の無力なんですよね。
B:政治家がだらしないというのは国民がだらしないからなんです。結局そういう政治を選んでしまった我々の責任が大きいですね。ですからこの番組をご覧の皆さん、政治家を責めるよりも、そういう政治を選んでしまった自分自身も反省できるところがあるんです。私を含めてね。